## 概要
trade ドメイン継続目標「儲かるトレードシステムを作る」の第一歩。LLM Wiki id=430 の検証候補No.1「ロンドン・NY初動スキャルピング」を backtrader で自前バックテストした結果、**戦略ロジックに構造的矛盾**が見つかった。

## 検証環境
- ツール: backtrader 1.9.78(隔離venv: /home/ubuntu/workspace/trade-backtest/)
- データ: yfinance `USDJPY=X` 5分足 1417本(2026-05-25〜29、直近5日)
- コード: london_ny_breakout.py
- ※本来は1分足だが無料データ制約で5分足・短期。位置づけは「エッジの当たり付け(予備検証)」

## ロジック(id=430から抽出)
ロング: EMA9>EMA20(上昇トレンド) + 終値がBB下限-2σにタッチ後の反発 + MACD>シグナル

## 結果: シグナル発生 0 回
条件分解診断(USDJPY 5分足1417本):
| 条件 | 成立頻度 |
|------|---------|
| 上昇トレンド(EMA9>EMA20) | 776本 (55%) |
| MACD強気(MACD>signal) | 741本 (52%) |
| BB下限-2σ割れ | 59本 (4%) |
| BB下限からの反発 | 34回 |
| **「BB下限割れ かつ MACD強気」** | **0回** |
| **全条件同時成立** | **0回** |

## 結論(重要)
**この戦略は互いに矛盾する条件の重ね合わせになっている。**
- 価格がBB下限-2σを割る = 強く下落している(弱気)瞬間
- それと同時に「上昇トレンド + MACD強気」(強気)であることは原理的にほぼ起こらない
- → 「BB下限割れ かつ MACD強気」ですら5日間で0回。永遠にシグナルが出ない

元のYouTube解説は「勝率70%・RR2.0」と謳っていたが、コードに落とすとロジックが成立しない。**動画の印象論 or 抽出時の条件解釈ズレ**のどちらか。

## 教訓(儲かるシステム作りへの示唆)
1. **「自前バックテストで検証する」方針は正しかった** — 鵜呑みにしていたら成立しない戦略を信じていた
2. 「順張りトレンド + 逆張りBB反発」の混在ロジックは**条件が衝突しやすい**。トレンドフォローか平均回帰か、どちらかに寄せる設計が要る
3. 解釈の余地がある手法は「BB反発のタイミングはトレンドと別時間軸で見る」等の前提が抜けている可能性。元動画の時間軸前提(環境認識1H/15M + エントリー1m)を分離実装する必要

## 次アクション
- id=430 検証候補No.2「ダブルボトム/トップ(幾何学的に明確)」を次に検証(条件矛盾が無く再現しやすい)
- BB反発を「環境認識足と別」に分離した版も試す(マルチタイムフレーム実装)
- 長期1分足データの確保(無料: histdata.com 手動DL等)が本検証には必要

## 関連
- LLM Wiki id=430(FX戦略カタログ), id=429(TMS戦略)
- コード: /home/ubuntu/workspace/trade-backtest/london_ny_breakout.py